CreateのMuvo2FMを購入してから早1年半、 そろそろ容量も満杯になってきて、かつバッテリーもちょっとヘタってきたってことで、新しいポータブルデジタルオーディオプレーヤを買おうかなぁと思った。 けど、Muvo2FMの容量5GBに近いプレーヤって、もうフラッシュばっかりなんよねぇ。 しかも、そのフラッシュメモリの容量あたり単価を考えると、iPod nano (8GB)になってしまうんよねぇ。 常にアンチメジャーを心がけるらるるとしては、ここでiPod nanoを購入しては負けだ、と考え、別の道を模索することにした。
まずはバッテリー
Creativeのオンラインストアではもう純正品を売っていないってことで、ヤフオクで中古探しかなぁとか思ってたら、こんなサイト発見。 ちょっと怪しめではありますが、まぁ値段はふつう程度なので万が一のことがあってもいいや、ってことで購入。
で、届いたんですが、現在放置中。。今までのバッテリで十分だった気がしないでもないけど、たぶんそのうち交換するかと思います。
んで、大事な方の容量。
Muvo2FMは、実は中にはマイクロドライブが使われています。 マイクロドライブがなんなのかを知らない人のために簡単に書いておくと、マイクロドライブはコンパクトフラッシュ(CF)Type2 互換の1インチHDDです。 そんなマイクロドライブの5GBが内蔵されています。
Muvo2FMが発売された時期は、マイクロドライブの容量あたり単価の相場からすると破格の値段でMuvo2FMが売られてました。 つまり、Muvo2FMを購入して中のマイクロドライブを抜き出し転売すればもうけが出るってことです。 そうして余ったガワ(抜け殻)は、単体でヤフオクで売るもよし、取り出したマイクロドライブの代わりに適当なコンパクトフラッシュ(CF)を入れて第二の人生を歩ますもよし、 まさに1つで2度おいしい製品でした。
時代は流れ・・・今はコンパクトフラッシュ(CF)の8BGが1万6千円で手に入る時代(2006年10月現在)。
この値段も、今から5年後に見られると「プッたけーの」とか思われてんでしょうねえ。。
というわけで、Muvo2FM発売当時の5GBマイクロドライブの値段よりも安い値段で、今は8GBのコンパクトフラッシュが手にはいるんですよ。これはもう買うしかない。
で、ドスパラ通販で8GBのコンパクトフラッシュ(A-DATA)を購入。
では、届いたので早速ばらします。・・・の前に、CFの初期不良チェックをかねてPCで読み書き速度ベンチを取って・・・は、べつに説明しなくていいか。
ちょっと小さめのねじですが、ふつうにはずれます。バッテリを取った裏にも2本のねじがあるので取りましょう。すぐにガワがはだけます。
ほほ、よいでわないか、ほらっ、もっとちこぅよれ(謎)
シールで基板がガワと固定されてますが、はがしてえいやとすると基板を裏向かせることができます。
マイクロドライブが乗っている側は、反対側のガワにねじ付けされてます。これも4カ所あるのではずしましょう。 そうすれば、マイクロドライブ側がはずれ、基板とドライブだけを取り外すことができます。
あとは、コネクタ部分をはずしてコンパクトフラッシュに取り付け直すだけ。物理的には反対向きにもコネクタをさせてしまうので、向きに注意しましょう。
これで完了。元通りにネジをはめたりしていきましょう。
いざ電源オン。するとファームウェアのメンテナンスメニューが出てきます。念のため一度フォーマットしておいてから、 さらに念のためファームウェア更新しておきましょう。
これで完了。USBケーブルをつないでファイルを転送すれば、今まで通りに使えます。
コンパクトフラッシュに変更することで、消費電力が少なくなり電池の持ちがよくなる、起動時などのファイルの読み込みがばかっぱやになる、などの副作用がございます。
従来ながらのだらっとした遅さの方が好きな人は注意しましょう。
ファイルの読み込みの早さは、次・前、早送りなんかのときにシーク待ちする時間はなくなりましたが、それ以外はそこまで体感できないかも。
5GBマイクロドライブのMuvo2FMが、8GBのフラッシュメモリタイプのポータブルオーディオプレーヤとして生まれ変わりました。 容量でも音質でも価格でも、iPod nano 8GB に負けません。でも対応フォーマットの違いでビットレート的には不利かもしれません。 (Muvo2はWMA、iPodはAAC、両者ともMP3には対応する)
孤児になったマイクロドライブの引き取り手を募集中?Seagateです。
現在、引き取りたいという申し出があり協議中です。
もみぢさんに引き取っていただきました。
代わりの物をたくさんいただいたりと、、本当にありがとうございます。
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