SMS付きSIMに変えてみた

結論から先に。SMS付きSIMにすることで、セルスタンバイによる電池消費が全体の30%から20%に、電池の持ちは114%に(==8/7)、セルスタンバイによる消費量は58%に(==2/3 * 7/8)、なりました。

約半年前からIIMmioのDサービスでSIM契約してで中古端末買ってきてスマホライフを送ってるんですが、使っている Xperia acro HD はいわゆる「セルスタンバイ問題」を抱えてました。「セルスタンバイ問題」て簡単に説明すると、音声契約がついてないSIMを差しても端末(というかAndroid)が必死に音声接続できる基地局電波を捕まえようとしてしまって電池をムダに消費しちゃう問題です。Android上の「設定・電池」で「セルスタンバイ」という項目が電池消費割合で上位になってしまうことからこんな名前になってます。

この問題を解消する方法としては、Android本体にバイナリパッチを当てて直す方法なんかが広まってます。ただこれ、Root権限取って、その上で動くXposedというプラグイン施行のRootkitを入れて、そのXposedでAndroidのバグをバイナリパッチするんですね。どう考えても普通の人はやらない方がよいやり方です。というか、私的にはRoot取るのめんどかった・・・

で、普通の人はどうなるかというと、結局のところ音声契約ついてないのが悪いんだということで、各社がSMS機能付きのSIMの提供をオプションで始めました。何も背景を知らない人がこういうニュースを見ると「SMSのメールなんて誰が使うの?」と思いますが、これSMSを使うのが目的なんじゃなくて、セルスタンバイ問題を起こさないようにするのが目的なんですよね。てな経緯で、私も11月からSMS付きのSIMに変えてみました。

前置きが長かったですが本題はここから。Androidの設定の電池で確認する限り、セルスタンバイによる電池消費が、変更する前は約30%、変更したあとは約20%でした。なので割合の計算から、先に書いた結論のように、電池の持ちは114%、セルスタンバイによる消費量は58%に、なりました。

ちなみに私の使い方は、1回当たり10分程度のTwitterの使用(公式アプリ)を1日5回程度、自動同期とSIM通信は常時ON、無線LANは自宅にいるときのみ手動でON、それ以外は常にOFF(GPSとか音とかBluetoothとか)です。これで、変更前は2日は持って3日目半分行かずに電池切れだったのが、3日目ギリギリ持たず、になりました。うーん、私の場合は結局変えなくてもよかったんじゃね?というのが正直のところ・・・

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このページは、らるるが2014年2月 2日 04:39に書いたブログ記事です。

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