2005年9月アーカイブ

リーダーシップ

最近、トレンドランキングを見るのが結構好きで。で、はてなの「注目URL」を眺めていてふと目にとまったのが「ニュートラ:適性・適職診断」というページ。内閣府が提供するこのページは、いわゆるニート対策の一環なんでしょうかね、50の簡単な質問に答えることで回答者の性格と適正な職種を判断するというサイトです。某諮問会資料作り中にちょっと(゜∀゜)アヒャってたので、気分転換にこれやってみました。

出てきたのがこのページ(result18.html)。続けて2回目をやって出てきたのがこのページ(result03.html)。まぁ出てきた結果に一喜一憂しつつ「私の天職はこれだ」とか語ってもおもしろくないので、直球では行かずちょっとそれた話題へ最後の方移ります。

この2つの結果ページに見事に共通して出てくるのが、「どんな分野でもリーダータイプの人とチームを組むと、大きな仕事を完成させることができます。」という文言。暗にこれは「あなたはリーダータイプではない」と書いてるわけです。これは私も最近つくづく思うことで、私は物事の最終決断をするのには適さないタイプだなと。社長ではなく社長補佐がいいと、課長ではなく課長代理がいいと。中学くらいのころから何となくは感じてたんですが、この年になってそれはもはや確信となりました。

で、ここで話題の方向を変えて、リーダーについて。リーダーっていうのはチームや組織において物事の最終決断をするのが最大の仕事だと思ってます。選択肢が簡単で誰が選んでも同じような場合にはその最終決断を下すのも苦ではないです。しかしこれが、もしそうではないなら。

じゃんけんは非常にわかりやすい例です。5人1組で大じゃんけん大会をするとしましょう。5人1組なので、5人で総意を取ってグーかパーかチョキかを出すのを決めなくちゃなりません。じゃんけんは、じゃんけんをやる前は勝てる手は絶対にわからないので、5人の意見が一致することはあり得ません。誰かが妥協するなり誰かに決定を一任するなりしなきゃダメです。しかし、じゃんけんが終わった後だとどの手を出せば勝てたのかが確実にわかります。ここにからくりがあり、「ほら私の意見が通っていれば勝てたでしょ」という論ができてしまいます。この論をごり押しすると、じゃんけんの手を決める最終決定をしたリーダーが責められることになります。

世の中がじゃんけんくらい簡単ならば、ここでリーダーを責めてもどうしようもないのは一目瞭然です。じゃんけんやる前から勝てる手がわかるわけないし。でも世の中簡単じゃない、見極めなければならない判断材料はいくらでもあり、後から振り返れば「あああれが前兆だったのか」と解釈することはいくらでも可能、しかもあくまで前兆なので、判断しなきゃならない時にもその前兆を知り得たわけで。前兆を知り得たわけではあっても、その前兆以外に膨大な判断材料があり前兆がそれらに埋もれてしまっているというのが前提です。

そんな前提を知ると、ああ私にはリーダーは無理だ、と気づいたわけです。自分の決断が失敗だった場合に、失敗が自分にだけ注ぐのなら苦じゃないですが、自分の決断の影響を受けた他の人も一同に失敗が注がれるわけで。失敗したリーダーを責める気にはなれません、リーダーは常に難しい最終決断をしなきゃならないんで。

「リーダーは不可欠だ」な話も書きたかったけど、話の流れを作れなかったんでここまで。いったんちゃんと「経営学」系統の勉強をするべきだな・・・

増殖Webがうざい

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増殖Web」ていうサイトがあります。どんなサイトかというと、膨大なキーワード集合(検索エンジンに入力されやすい単語)をあらかじめ用意しておいて、それぞれのキーワードの専用ページを用意し、そのページ内で各種検索エンジンによる検索結果を統合するというサービスをやってます。まぁ、要するに壮大なメタ検索エンジンですな。見た感じやっているのは企業ではなく個人のようで。

で、たぶんここ半年くらいの間に出てきたサービスだと思うんですが、ことあるごとにこの「増殖Web」のサイトが非難されることが多いです。というのも、GoogleやYahooでごく普通の検索をやっているときに検索結果にこの「増殖Web」のページが表示されることが多いから、というのが理由だそうで。かくいう私も、同様に検索結果にこの「増殖Web」が出てきてうざいと思ってるわけですが。ただ、ここ1ヶ月以内くらいにGoogle側は排除するという方針になったのか、あまり検索結果には出ないようになりました。それでも、Googleのデータベースには「増殖Web」のサイトのページが9万件くらいはまだあるそうで。

GoogleやYahooの検索結果に「増殖Web」が表示されるというのは、ある意味そのようなメタページが検索エンジンは有用であると判断した結果ともいえるわけです。ただ、GoogleやYahooの利用者が情報のあるサイトをほしがって検索していることが多いのに、その結果に情報を探すためのサイトが表示されるって言うのもやっぱイヤなもんです。これは「直感的にイヤ」という意味です。もう少し客観的な理由の「イヤ」を探すとなると、いってみりゃCGIのような動的な内容を含むページがヒットしてしまうと、検索エンジンのクローリング時の内容といざユーザがアクセスしたときの内容とが一致しないので困る、なんてのがあげられるかも。動的に作ったページを静的なHTML風に見せてしまうというのもイヤな点かも。

しかし、「増殖Web」を責めるわけにもいかないと言うのが現状のようです。似たようなことをやってる「まとめ検索」というサイトがあり、これも「増殖Web」同様にGoogleやYahooの検索結果を占有してます。が、問題の本質はそこではなく、これらのサービスが内部で利用しているアーキテクチャのようなものに困った本質があるような気がしまして。

ここ数年、Amazonや楽天やBulkfeedsやはてなが進めてきたものとして検索機能のAPI提供があります。これ使えば、利用者は各種サイトの検索結果を自分のサイトの中に手軽に埋め込めるようになります。「増殖Web」も、やっていることはこれらAPIを利用しているだけともいえると思います。手軽に検索結果を自分のサイトに埋め込めるため、便利に使っている人も多いことでしょう。特に最近は、アフィリエイトと連動させて、訪問者が自分のサイトに埋め込まれた検索結果から商品を買ってくれると自分にマージンが入り儲かる、なんてのもあり、利用者増につながってることでしょう。「増殖Web」はそんな手軽に検索結果を埋め込めるAPIを使って手軽じゃないほど膨大なサイトを作り上げただけにすぎない、とも見ることができます。

APIと言ってしまうとなんだか壮大なものを思い浮かべてしまいますが、検索結果のRSS提供というのも一種のAPIみたいなもんです。検索結果を手軽にプログラムの中に取り込めますしね。で、APIに限らずこのRSSにも目を広げると、最近はほとんどの検索エンジンがその結果のRSS表示に対応してます。

その一方、最近注目すべきなのはBlogです。Entryという単位でRSSをはき出せることもBlogの大きな特徴の一つで、BlogがRSSを提供してくれるおかげで、Blog検索サービスを手軽に作れるようになったという事情もあります。

で、そんなBlog検索サービスが検索結果をRSS提供し始めると・・・あら不思議、入力も出力もRSSなシステムが完成します。データベース屋さんが見ると一見「おおきれいだ」とか言ってしまいそうな性質ともいえますが、なんてことはない、検索結果のRSSを利用する検索サービスが検索結果をRSSで提供して・・・となり、このシステムは意味のないことをやっているとも見えなくもないわけです。情報の流通を促進していると言えば聞こえはいいですが、逆に言えば情報のコピーをWebに氾濫させているだけとも・・・

というわけで、本質はこの「情報のコピーの氾濫を促進しているだけ」じゃないだろうか、というのが持論です。これからの時代、情報の整理や情報の生成こそが求められているものじゃないかと感じてます。

Top Gun Fox 2 Proを使ってたんですが、BF1942プレイ中にどうやら壊れたようです。ラダー(ひねり)の入力がどうもおかしい模様で、なんかずっと左に思いっきりひねった入力になっちゃってました。

しゃーないので、ドライバ使って解体し線の接触などを確かめてみたものの、ひねりの度合いを関知する可変抵抗のセンサそのものがおかしいという結論に達しました。2004年の1月に買ったらしいので、1年と8ヶ月の寿命でした。

さて・・・速攻で買い直すか、ゲームやりすぎの自主規制もかねて買うのをやめるか・・・ちなみに、前回はここの通販で買いました。買い直すならまたここかな。

Namazuプログラミング

http://www01.tcp-ip.or.jp/~furukawa/pnamazu/nmzidx.txt

#! /usr/bin/perl5 -w
push(@INC, "/usr/share/namazu/pl");
require 'nmzidx.pl';
my $doc, my %list, my %doc_info;
my $word = 'hoge';
my $dir = '/home/rarul/nmz/';
my $nmz = new nmzidx($dir, 'r');
my $nmz_word = $nmz->open_word;
my $nmz_flist = $nmz->open_flist;
$nmz_word->search( \%list, $word);
print "document list including $word\n";
foreach $doc(keys %list){
$nmz_flist->seek($doc);
$nmz_flist->read(\%doc_info);
print "id: $doc, filename: $doc_info{'r'}\n";
}
$nmz->close;

家電メーカの家電量販店対抗策

気になるニュースがありまして。[asahi.com] 東芝、「世界最小」でビデオカメラ市場参入 ネット直販。asahi.comだとそのうち記事自体が消えちゃうんで、ここで概要だけ書いておきます。0.85型のHDDを搭載して世界最小を目指したデジタルビデオカメラを東芝が出して、んでそれを東芝のネット直販サイトでのみ販売しよう、というお話。

この世界最小のHDD搭載ビデオカメラの製品自体はすでにレポートなどで伝えられていて、gigashotという名前で出す予定だそうです。今回開発した0.85型のHDDを核としてデジタルビデオカメラ市場へ初参入ってことで、上の記事はどっちかというとここを重視した記事となってます。ただ、私が気になったのはそっちではなく、作った製品をネット直販サイトでのみ販売しようという方針です。

「東芝」「直販サイト」とかのキーワードで連想するのは、RD-H1ですね。HDDレコーダというカテゴリになっちゃう本製品は、過去の経緯があったんで、様子見という意味も込めて直販サイトでのみの販売となりました。しかし、ふたを開けてみると予想以上に予約殺到。というわけで、ネット直販サイトでのみの販売というのは意外と使えるな、という判断が、今回のデジタルビデオカメラをネット直販でのみ販売するという決定に影響していると思われます。

インターネットが普及するまでは、家電製品はいわゆる家電量販店で買うというのが一般的だったと思います。しかし、そんな流れの結果、asahi.comの記事が指摘するように、ヤマダやコジマやヨドバシといった家電量販店に家電メーカが主導権を奪われ安く買いたたかれる(卸される)という、家電メーカからするとイヤな状況に追いやられてしまっています。販売促進費という名目で結構なお金をメーカが家電量販店に払っているだとかなんとか。

で、インターネットの普及の結果、家電メーカ自身が自分の直販サイトを持ってそこで販売するという流れもできてきました。しかし、いくら自分とこのサイトで売っていたとしても、家電量販店の方が安けりゃ、そりゃコンシューマは家電量販店に行っちゃいますよね。そんな感じで、いまいちメーカ側で主導権を握れなかったのを何とかしようというのが、今回のネット直販サイトでのみの販売だと思います。直販サイト限定というやり方以外だと、たとえば松下のmyletsで買うと天板の色を選べるサービスなんてのもあります。

どこのメーカ製でもいいようなものはどこででも買えるように家電量販店へ卸し、特定のメーカ製だけが持っているような特殊な機能がある製品は戦略的に自分の直販サイトでのみ売る。そんなスタイルへと流れていくんじゃないでしょうか。

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