2005年4月アーカイブ

デジタルテレビのデータ放送の無茶

もうかれこれ半年以上地上/BSデジタル放送を見ているわけですが、どうもデジタルテレビ固有の機能とされたものがあまり生かされていないと思うわけです。

一番のウリはハイビジョン映像。これに関してはがんばって取り組んでいる局は多いです。まぁテレビだけに、映像の見た目がキレイなのはうれしいわけでかつわかりやすいわけで、一番取り組んでいてもおかしくない点でしょう。同様の理由で、5.1チャネルサラウンドで放送されている番組もいくつかありますね。

だけど、ハイビジョンに並んでウリとされた機能のマルチ編成がほとんど使われていないのが気になる点です。NHKでプロ野球中継するときは、午後7時台のニュースの時にこれを使ってることが多いんですが、NHK以外の局では使ってるの見たことないんですよねぇ・・・プロ野球延長するくらいなら、マルチ編成使ってメインを通常の番組で・サブを野球延長でやってもいいと思うんですが。まぁCMとのかねあいで難しいんでしょうけど。(そのせいか、BSデジタルで続きをやることが多いみたい)

で、もう一つ気になる点が、データオンライン機能ですね。番組によっては、かなり作り込んだデータ放送で充実したデータベースを提供していることもある(野球で過去の打率やベンチ選手情報を提供)んですが、どうもデータ放送はそれそのもので閉じてしまおうとしてしまいがちであるというか。よく番組の最後で「番組のホームページ: http://www.rarul.com/bf/」とか出てますが、あれこそデータ放送に乗っけて、簡単にアクセスできるようリンクしとけばいいやんと思うわけですが。Tナビ機能などでテレビはWebブラウザを持ってるわけですし。

まぁ何が言いたいのかというと、この手の技術はなんだかんだでNHKが一番乗り気であるということですな。まぁ言い換えれば、国営放送としての義務でもあるのかな。

スパム送信者の思うつぼ

「rarul@rarul.com」(真ん中の@は全角になっておりますご注意)というメールアドレスをrarul.comサイト内にたくさん書いているせいもあってか、ここ数ヶ月は毎日のようにスパムメールが届いて大変なわけです。メールのヘッダを見てあまりにもひどい送信元に対してはメールサーバレベルで受信拒否をさせていますが、それでもやはり限界があります。で、なんか他に方法はないものかと思い、スパムメール本文に書かれている「配信拒否はこちら」の信用できないメールアドレスの文字列にてGoogle検索してみるわけですが・・・なんじゃこりゃと思うことが多々あってこの記事を書いてるとこです。

なんつーか、届いたスパムメールの内容をそっくりそのまま貼り付けているだけのブログのなんと多いこと。おまえら何も考えずにベタベタ張ってるだけなんかと、もっと建設的なことをするつもりはないのかと、そんなことやってると結果的にスパム送信者の本来の目的である「広める」ことを手伝ってるだけじゃないんかと、まず思うわけです。結局のところなんかの情報を得ようと思うとこういったよくある対策情報のページに行くしかないわけで。

Googleでこれだけたくさんのスパムメール本文がヒットするということは、要するに技術がスパムを排除するに十分ではないとも言えるんじゃないかと思うわけです。やれセマンティックウェブだ、やれ意味構造付きXMLだとかいってても、結局スパムみたいなどうでもいいものを排除しきれないんですよ、今の段階では。「未承諾広告※」なんてのは世の中悪人含めて全員がウソつかないという前提に立った対策でしかなく、ちょっとウソつけばいくらでも回避可能で、From偽装しかりメーリングリストに装うしかり「配信停止はこちら」といいつつ生きてるアドレスをチェックするしかり。

セマンティックウェブの思想を見る限り、誰がこんなにマメに意味づけや同定を記述するんだろうかとよく疑問に思うわけで。全員が正直に情報を記述してくれれば確かにうまくいくかもしれないけど、誰かがウソついてそれ利用してスパムのようなことやっちゃえば、それだけで根底から崩れます。例えば「エージェントは嘘を言ってはならない。」なんてのは前提が間違っていて、世の中ウソつくやつがいるから、こんな原則を守るエージェントが使い物にならなくなる可能性があるかもですね。

結局のところ、悪者探しではなく、善者探しをしていくしかないんかなぁと考えてます。でもそれだと、どこの誰だかよく知らない人から届いたメールはいっさい読まないともなりかねない。うーん。

いつものごとく、私の書く記事はまとまりの悪いこと。いいたいことが伝えられない人でごめんね。

就活で2社重ねて東京へ行って来たわけですが、交通費のでないと聞かされてた某社に行ってみるとちゃっかり往復分もらえちゃってもうかっちゃったので、ならばということで無駄な衝動買いをしてみた。モノは、CreativeMuVo2 FMです。

選択肢としては、そんなに容量はいらない・けど容量あたりの単価ではHDDの方がいいかな、できれば小さい方がいい、マスストレージクラス対応で楽ちんぽんにコピーで転送したい、FMもできれば聞きたいなぁ、とかいう理由で決めました。あと値段も多少考えると、実質これしか選択肢に残らなかったんですけどね。

で、買ったのはいいものの、いったいどんな音楽を聴くんだろう、とか我ながら疑問に思っているところです。昔に多少ため込んだMP3はあるものの、最近は全くと言っていいほど音楽聴いてないしなぁ。怪しいゲーム音楽を転送する以外は、実質FMラジオ付きのリムーバブルディスクになってしまいそうな予感・・・

3GC型とVFX

http://developers.vodafone.jp/dp/tool_dl/java/tech.phpより。

Vodafone3Gの端末のことを3GC型と呼ぶ
・Xタイプ --- JSCL1.2.2にも対応
・Sタイプ --- VFXのみ

VFX
・JTWI R1(JSR185)
 ・CLDC1.1(JSR139)
 ・MIDP2.0(JSR118) GIF対応
 ・WMA1.1(JSR120) SMS, GSM CBS(受信)
 ・MMAPI1.1(JSR135)
・M3G(JSR184)
・VSCL2.0

VFXとJSCLは完全に別もの、混在アプリも無理
P5型と3GC型の両方で動くアプリの作成は不可能?
MIDlet-Permissionsセキュリティダイアログ表示対象API
MIDlet-Permissions-Opt
MIDlet-Certification Jarファイルの証明書
MIDlet-Jar-RSA-SHA1 Jarファイルの署名
MIDxlet-API 「MIDlet-OCL」相当、従来通り「MIDxlet-API: JSCL-1.2.2」のように記述?
MIDxlet-Resident 常駐フラグ、「MIDlet-Resident」に相当
MIDxlet-ScreenSize 「MIDlet-Application-Range」に相当、ただし、「MIDlet-Application-Range: 120, 130」と書かないと自動拡大してくれないらしい。

他いっぱい読まなきゃいけないことがあるんでめんどい。移植できそうなのstViewerだけかなぁ。

就職活動に望む意気込み

某氏の就活日記を読ませてもらったんすけど、んんーー激務やってたんだなぁ。コンサル系のSJはどこも似たような忙しさらしいんだけど、就活期にここまでやらされるもんなんかなぁと思った。まぁそりゃ、本気で採用する学生の素性を把握しつつ、また同時に学生側にも会社の雰囲気を理解してもらいつつ、となると、SJのようなことをやり親密に相互が向き合っていく必要が出てくるんだろうなぁと思った。

日本じゃ、SJのようなやり方は好まれないんだろうか。類似しているのはインターンですな。「採用」前提の試験の一環としてのSJとはまた違うけど、インターンに行った会社に就職希望すれば高確率で採用してくれるという実態もあります。どうも採用試験が前提のSJは日本風の考えには合っていないような気がします、が、そんなSJを体験し見事内定した某氏の話を聞く限り、あんまり「採用試験」という意識をもってSJに望んだという雰囲気はないですね。まぁ変に意識して普段の自分を出せていないような状況じゃ、親密に相互が向き合ってはいけないんでしょう(=通るわけがない)

ぐだぐだ書いてますが、違う世界の話を聞かせてもらったという気がします。やっぱ自分に合ったところ探さないとね。

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