2020年12月アーカイブ

Linux memo 2020/12/29

● git cloneの高速化
$ git clone --branch --depth 1 --single-branch

● repoの場合
$ repo init --depth=1
$ repo sync -c
ブランチ切り替えたりgit diff, git logしたりする場合は、節約せずにちゃんとcloneしたほうがほとんどの場合は手っ取り早い。

● glibc-2.26のmallocのtcacheのメモリリーク
Bug 22111 - malloc: per thread cache is not returned when thread exits
https://sourceware.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=22111
1スレッドあたり1回リークする。スレッドを何度も作る設計だとハマる。
glibcのmalloc()のメモリリークバグなのに世の中ではあんまり騒がれているように見えない。ユースケースがぶつからないから気にしないパターンが多いのかな。
修正は下記で。
https://sourceware.org/git/?p=glibc.git;a=commit;h=1e26d35193efbb29239c710a4c46a64708643320
(※元チケットでは「まだ直っていない」とコメントついているが(2020-10-10 07:23:03 UTCのコメ)、何度も繰り返さないと起こらないので、たいていはレアケースとして無視してもそれほど支障はない)

● NEON
NEONなにもわからずに奮闘していたのに、2020アドベントカレンダーでがんばって解説してくれる人がいた。
ひとりNEON Advent Calendar 2020
https://qiita.com/advent-calendar/2020/neon-only
もう少し早ければ(遅ければ?)よかったのに。

● ssh pass phrase自動化
- expect
- sshpass
- SSH_ASKPASS
- ssh-agent
まぁ、sshはセキュリティ上の穴になりがちなのでちゃんとしておくべきところになるため、パスフレーズなしにする(クローズドな環境)か、毎回手で打つか、ssh-agent使うか、かな。
パスワード認証?やさすがにそれは...
ちなみにsshレベルで圧縮する場合は、ssh -C, scp -C する。狭い帯域に大量にterminalログ流す場合やでかいファイル転送やの場合に役に立つ。

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