該当モジュールのレシピの *.bb ファイルの SRC_URI に 「file:///home/rarul/diff/modified.patch;patch=1」と足して、
$ bitbake -c clean u-boot;
$ bitbake -c compile -f u-boot;
$ botbake core-image-minimal
とすればよい。以上。・・・とわかるのに半日ついやしました。
Yocto・・・というかbitbakeはたくさんのモジュールをまとめてビルドするのには便利だけど、ちょっと変更を加えてビルドし直して、という用途には面倒。レシピでモジュールのダウンロード元からブランチ名からSHA-1のcommit IDまで管理するので、手動でソースコードを直接変更しても bitbake するときに上書き・・・というか元に戻されてしまう。かといって手動でビルドしようにも、レシピが複雑に重なっていると最終イメージを作る手順が複雑でいちいち手動ビルドしてられなくなる。かくして、1行変更したいだけなのにどうすればいいかわからず、数時間平気でつぶしてしまうことになる。
こんなページとかこんなページでは、マジメにパッチ当てるためのレイヤーを新規に追加して・・・というまっとうなやり方を紹介しているけど、名前がルールと直接結びつく bitbake 特有のレシピに全くなじめず、またレイヤー追加するだけなのにこんなクソ長い説明ページが必要だということになってて・・・で半日で挫折しました。
ちなみに、bitbake でビルドできるレイヤー名は bitbake-layers show-layers とかすれば表示できるみたい。Yoctoビルド数ヶ月やって初めて知った・・・ビルドするためだけに36章もある3MBのHTMLマニュアル読まないといけないとか、やっぱYocto何かおかしいんじゃないかと思う。
※ 2017/02/23(Thu)追記
どっかの会社の内部からの妙なリファラがあるな、と思っていたら、同じ会社の別部署だった。ナニソレ...PukiWikiのメニューに興味をそそる文字列が並んでいた。