Winny開発者に罰金の有罪判決

[SlashdotJ] Winny開発者に罰金150万円の有罪判決
今更という話題でもあるけど。また、まだ地裁の判決でかつ即時控訴したということで確定ではないけど。

結局のところ、どこが違法と判定されるのかのの基準が非常に曖昧なままなのは確かでしょう。MSN-Mainichiの判決要旨asahi.comの判決要旨。探しても判決理由の全文が見つからないのは、ネットでタダで読めるものではないのかな。

今回の判決を率直に受け止めるとなると、例えばstViewerが違法なコンテンツを見るために使われていることが多くなり、かつそれを開発者自身が知っている場合は、stViewerの開発と公開の停止をしなければいけないということになります。うーん、それってやっぱなんか違う気がする。

現に、Winnyで違法に著作物がやりとりされているのは事実だろうし、Winny使ってるユーザの9割以上はそういうことを目的に使っているのだろう。だけど、だからといってそれを根拠にソフトの開発者を捕まえるのはやはりやりすぎだと思う。結局のところ、こういう事例で作者を逮捕するのに適する法律ってのは今の日本にはないんだし、法治国家である限りは法にない事例は裁くべきではないと思う。

まぁ、著作物を違法に公開するのは公衆送信権侵害にあたるけど、そうやって公開されたブツをダウンロードする分には(今のところ)違法でないっていうあたりも、今回の件と併せて広く議論されるべき点だと思う。現にそういう方向で動きつつあるようですが。

ただ、だからといって著作権保護期間の延長問題は、これとはまた別の次元で話されるべきものだと思う。

本来ならより多くの人たちに利用して欲しいと思われているはずの著作物の利用がこれだけがんじがらめっていうのもなぁ。(「より多くの人たちに利用して欲しい」とは思っていない著作者もいるのは事実だろうけど)

次の標的はYoutubeを抱えるGoogleか?といわれている今日この頃。stViewerのユーザのみなさんは、私が捕まらないためにも、ぜひとも著作権のあるテキストを違法に閲覧するという目的で使わないでくださいね。。

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このページは、らるるが2006年12月18日 02:50に書いたブログ記事です。

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