ソニー、BRAVIAの「アプリキャスト」開発ツールを公開
というわけで、ソニーが「BRAVIA」上で実現しているアプリキャストの仕様を公開し、エミュレータとアプリ公開の手順を発表しています。というわけで、早速SDKとやらを試してみました。。
この辺からダウソ可能(規約に同意のこと) 現在ダウンロードできるのは、エミュレータ・開発ガイド(概要)・JavaScript API仕様・XML仕様・サンプルアプリ、となってます。
ぱっと見た感じでは、XMLでオブジェクトを定義し、JavaScriptでオブジェクトの動作振る舞いをイベントハンドラに記述、という感じ。ただ、これを「JavaScript」といわれるとたぶん多くの人が「えーっ!」というくらい、サブセット過ぎるくらいのサブセットです。JavaScriptは、複雑な計算をするというよりは、XMLオブジェクトに動きをつけるだけのためのものという認識の方が良さそうでしょう。一応XMLのDOMとAjax風XMLダウンローダが使えるようです。
まぁこういうのは先に何かを作ったもん勝ちかと思い、はちゅねミクにネギを振らせるようなアプリを作ってみようとしたけど、アプリキャストが貧弱すぎてあんまり良いものが作れていない。setTimeoutの精度1秒だとネギ振りアニメーションをうまく作れなかったり、音楽プレーヤクラスがあるもののエミュレータの動きがよくわからずかつバックグラウンド再生がムリっぽい、てなことで、音楽に合わせてリモコンでネギを振らせるようなアプリはちょい厳しそう。。→開発中の画面キャプチャ
いずれにしても、1日であきそうなくらい仕様がものすごく限られているので、みなさんあんまり期待しない方がいいでしょう。