フルスタックエンジニア

知り合いに聞いたんだけど、どうも「フルスタックエンジニア」っていうのが最近のbuzzwordらしい。どれくらいbuzzwordなのかというと、togetherに皆の好き勝手な意見がまとまってるくらい。

とまぁこの手のは結局そもそも論に行ってしまうんだけど、どうも「上から下までちょーよくわかってるスーパーハカー」みたいなもんかという理解で、適当にググってトップに出てたページ(最近よく目にする「フルスタックエンジニア」とは何だろうか?)にいってみてあらびっくり。

設計とデプロイの深い経験があり、PythonとDjangoフレームワークのエキスパートで、JavaScript/CSS/HTML5のスキルとBackbone.jsかEmber.jsのJavaScript MVCフレームワークのスキルがあること、と。
・・・?フレームワークの中まで知ってればOKなの?それより下はどうでもいいの?

そりゃおまえ、フルスタックエンジニアってったら、まずは良質な石英の採掘からでしょ。発電用のウラン採掘とウラン濃縮に並行して、効率的な空調のためのインバータ開発、最新プロセスでのFab建築のために投資資金集め、gTLDの申請は必要だし、IXへの接続も考慮に入れて、斬新なアーキテクチャのCPUを設計し、安価にDRAM供給確保すべく業界No.1メーカをねらい、開発効率を上げる新たなプログラミング言語作って、最適化度のすごいコンパイラも用意し、フルスクラッチOSの開発、その上で動くスケーラブルなメモリ&スレッド管理プログラム、耐障害性とパフォーマンスを両立するストレージエンジン、シンクライアントを実現する強固なクラウドサーバ管理に、リッチクライアントなユビキタス端末の業界標準を作り・・・

いやいや、マジメに答えたいわけじゃないんだけど、「フレームワークより下」を表すような言葉が具体的には何も出てきていない当たり、本当にそれより下をよく知らないんだろうなぁと思わざるを得ないです。

とはいえ、本当にそんな広範囲をマスターしていてかつ経験も豊富なエンジニアが現実にどれだけいるんだろうかという疑問もあるわけです。もしいたとしても、そんじゃそこらの求人見て応募してくるような生活しているとはとても思えない。

結局のところ「なんでも知っている」んじゃなくて「必要あれば調べて習得することができる」のが大事なんよねぇ。知らないことに出会ってあきらめたらそこで試合終了そこがあなたのエンジニアとしての限界ですよ。

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このページは、らるるが2013年8月13日 07:50に書いたブログ記事です。

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