「リーダブルコード」読んだ

プログラマを対象として、より良いコード(特にこの本では読みやすいコード)を書くにはどうすればよいかについて語った本。プログラマ一人ひとりが取り組むようなボトムアップの部分を対象にしている。特定のプログラミング言語を対象にはしていないが、逆に色んな種類の言語が出てくるので、初心者は戸惑うかもしれない。

「バグの少ない変更しやすいプログラム」を考えた場合、大きく2つのジャンルがあると個人的に思っている。システム構成やモデリングを行う全体設計のジャンルと、バグを生みにくくする構造化プログラミングなどのコーディングのジャンルと。前者はトップダウン的で後者はボトムアップ的で、しかも両者の間が思いの外離れていてそのギャップに苦しむプロジェクトも多いと思う。

そういう分け方をした場合、この本は後者に該当する。ただ、後者によくある「カバレッジ」「静的解析」「複雑さ」にはたち向かず、むしろ定量的にしづらい部分を経験則から明文化しようとしている。・・・とか書くと堅苦しくなるけど、要するに、変数名・インデント・コメント・ブロックやステートメントの粒度・テストのしやすさ、を経験則的に書いている。

あと個人的にそうだよなぁと感心したところ
・ 標準ライブラリをちゃんと読む
・ 不要コードを消す勇気を持つ
・ デバッグ開始前にテディベア相手に説明できないといけない

挿絵があまのじゃく的で個人的には非常に高感度が上がった。日本語訳もそのノリを踏襲しているので、文章としては非常に読みやすい。反面、重みのある内容を軽快に述べているので、経験がない人が重みをどこまで理解できるのかというところに不安はある。

コードを書く人はぜひ読むべきとオススメしたい本。特に初心者のころに読んでほしい。逆にコードを書かない人はこういうの読んでも身にならないんだろうなぁとかは思う。

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このページは、らるるが2016年11月 5日 00:21に書いたブログ記事です。

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