P2Pでネトゲの対戦相手検索

P2Pの有効な使い道についての提案。

ネトゲはサーバ運用にコストがかかる。中央でIDやらログイン状況やらから、実際に動いているゲームのアタリ判定や勝敗判定まで幅広いから、それぞれに処理するマシンなりが必要になる。けど一括管理しないのならばかなり楽になる。たとえばBF1942というゲームは、基本的にパッケージを店頭で売るのみ、一部ユーザは各自でサーバをたてるツール(無料配布・パッケージにも含まれる)を使ってサーバをたてる、んでユーザはASEGameSpyといった、第三者企業が提供するサーバ一覧管理ツールを使ってユーザが立てているサーバを検索しゲームに参加する。ユーザがサーバに参加するときにシリアルキーのハッシュ値チェックを行い、ユーザが正規製品購入者かどうかをチェックする。つまり、ユーザは一度製品を購入すればあとは月額料金なんて払わなくてもすむ。

ASEやGameSpyなんかは、サーバ検索に関して付加価値をつけたバージョンをライセンス販売して儲けている。が、やはりサーバ一覧管理や新しいゲームへの対応には手間暇がかかる。ここで、こういうサーバ一覧管理をP2Pで行えないだろうか。

P2Pでは、どんなIPアドレスを持つどんな種類のゲームサーバがあるかを共有する。で、各自のP2Pソフトは特定の種類のゲームのサーバのIPアドレス一覧をゲームのアプリ側に受け渡す。ゲームアプリ側はIPアドレス一覧から、実際にサーバにアクセスしてみて参加できるかどうかの確認を行い、その結果をP2Pソフトへ返答する。で、P2Pネットワーク上でもう有効でないサーバを削除していく。この仕組みを一般化してAPI提供してやれば、汎用のゲームサーバ検索P2Pネットワークが完成する。・・・はず。

これが一般的なプラットフォームとして提供できるのならば、たとえ有料のゲームであっても先のBF1942のようなシリアルキーのハッシュ値でのチェックなどで活用できるのではないだろうか。しかも、ゲーム提供企業はサーバを用意するコストがかからない。(ゲームサーバを動かすためのアプリを提供する必要があるが)

とかとか提案するのは、一般的な日曜プログラマがネトゲを作ろうとした場合、サーバを用意するのがどうしても苦痛なんですよね、ID管理とか。かといってクライアント同士の接続だけで動くアプリの場合、対戦相手を広く捜すのが面倒です。そんなのの解決に使えないでしょうか。。と提案してみる。提案するだけなのは、私がそんなP2Pネットワークなんて作れないからですが(ぉ)

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このページは、らるるが2004年10月 4日 02:01に書いたブログ記事です。

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