Vアプリ256K ver.2で変わったところ

Vアプリ256K ver.2向けの開発ドキュメント類が更新されてます。ver.2, ver.2と言われるだけで実際には256K(=J-SH53/V601SH)と比べてどこが変わったのかよくわからなかったんですが、今回のドキュメントで具体的にどのあたりが変わったのかが見えてきたんで簡単にメモっときます。「新機能導入の手引き2004 〜P6型端末編〜」というPDFのドキュメントにまとめてあります。。・・・・ということは、W-CDMA端末であるVGS向けのドキュメントも裏では存在するんでしょうか。。まぁそれは置いといて・・・

・英語の音声認識対応に拡張(API追加)
MA5対応
3DポリゴンエンジンVer.4対応(機能拡張)
・V-kara関連に新規対応
・グラフィック関連機能拡張(拡大縮小・マスクパターンタイルによる疑似半透過・明度調整・色調反転・モノクログレースケール変換・単色変換)→API追加
・タイマー起動アプリの廃止
・オフスクリーン(Image)の描画を規定内で高速化

私3D関連はいじったことがないのでこれは置いといて、追加されたAPI関連は以下です。
・com.j_phone.io.VoiceRecognition
・com.j_phone.util.GraphicsUtil
・com.j_phone.util.ImageUtil

で、追加されたMIDlet属性です。
・MIDxlet-LCD-Sync
・MIDlet-Karaoke
「MIDxlet-LCD-Sync」は、Zentek(PC向けエミュを提供してる会社)のエミュレータのドキュメントでは「MIDlet-LCD-Sync」と書かれてるんですが、これはたぶんZentek側のドキュメント記載ミスでしょう。で、MIDxlet-LCD-Syncが何のために利用するのかがよくわからんのですが。。描画の同期を取るとか曖昧でよくわからん。

まとめると、ver.2という名前だけあってたいした機能拡張はなされてないようですね。一番大きいのは3D関連かと思います。まぁver.2も、MIDP2.0準拠のVSCL2.0環境と端末が出るまでの短い運命です。・・・というかJSCL全部消えちゃうんですよね・・・?

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このページは、らるるが2004年10月11日 05:59に書いたブログ記事です。

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