「ウェブ進化論」を読んだ

梅田望夫・英語で読むITトレンドを読んで少しは感心していたもんで、それつながりで上記の「ウェブ進化論」を読みました。レビューの方は実はすでにmixiの方にあげていて、

2000年ごろ終わったインターネットバブルの後、インターネットの社会でどのような発展があったのかを、氏の言葉でまとめ上げようとした本。そのまとめが完成にはまだまだ遠いものの、今現在でこれだけまとめられている本は他にはなかなかないと思う。
ただし、基本的に今の若者世代にとっては当たり前といえる内容に終止しているように感じる。だからこそ「よくまとまっている」と若者が感じるんじゃないかと思う。だが氏の意図としては、今の40〜50代の方にバブル後のインターネットの社会の発展を理解して欲しいのだと思う。そんなターゲット層に向けた本としては「完成にはまだまだ遠い」んじゃないかと思った。
だからこそ、40〜50代の方に多く読んでもらいレビューしてもらいたいものだ。

などなどと書いてました。Amazonアソシエイトに申し込んでみた記念ってことで、改めてこの日記の方にも載せておきます。

結局のところ「Googleすげー」っていうだけの本です。それなのにこれだけ騒がれるような本になっちゃったということは、実はみんなはあまりGoogleがどうすごいかをあまり知らなかった、というか意識したことがなかった、ということなんだろうか。。

Googleは、PageRankとWeb検索だけの会社ではなく、素のPC(ブレード)を何千何万台も並べてクラスタ構成を取ったGFS(Google File System)を中心として、すべてのサービスをインターネット越しに提供すべく日々技術革新にいそしんでいる会社です。そのなかで「Web 2.0」とかいうものの発見(発明?)がされたことが副次的な作用で、Googleの技術革新に追いつけ追い越せでAmazonやYahooやMSNが技術開発に力を入れる流れを作ったということでしょう。ついでなので「はてな」もそんな「Web 2.0」な会社に加えてあげましょう。。

ただ、最近の日本(のベータブロガ周辺)では「Web 2.0」という言葉だけが先走りしすぎている気がするのが気になるところではある。まぁ私が気にしたところで何がどうなるわけでもないんだろうけど。

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このページは、らるるが2006年3月29日 04:17に書いたブログ記事です。

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