すばらしい、この本だけで3ヶ月は遊べる気がする。
内容的にはタイトルまんまで、Linux上でドライバを書くための手順が満載されている。この本なしにLinuxのデバドラを理解しようとするのは遠回りであると言い切れる。
ただ、事前知識はかなり要求されると思う。UNIX系のOSをさわったことがない人には敷居が高いだろうし、C言語はそれなりに知っておく必要があり、Linuxのカーネルの動作は多少はおさえておく必要があり、できればOSとはなんぞやみたいな概要的な知識(スケジュール・プロセス・割り込み・メモリ管理とか)があった方が理解がしやすいと思う。
あと、決して一日で理解できるようなものではないということで、読むときにはそれなりに真剣に読む方がいいと思う。ついでに、壊れても問題ないPCが1台あるといい。
さらに、どうせ詳解Linuxカーネルの方も遅かれ早かれ買わざるを得なくなると思う。「詳解Linuxカーネル」は第3版がそのうち出るとかでないとかいう話だったと思うんだけど、まだ出ないのね。。早くしてよ、オレが買いたいんだよ。
ちなみに、原本でよければタダで読める。