「自分で使うために作る」

今まで、それなりの数のプログラム(というかスクリプトというか)を書いてきた。公開したものが受け入れられている度合いでいえば、たぶんstViewerが一番他の人に使ってもらえているんじゃないかと思う。

ただ、多くの人に使ってもらっているから力を入れて作った、というわけでもない。結局のところ、stViewerは自分で使うために作ったと言ったほうが実情に合っている気がする。自分がもはやJフォン(というかVodafoneというかSoftbankというか)ユーザでないから、stViewerのVGA対応はほったらかしだったりするわけで。今のところ労力かけている割にほとんど利用者がいないこれだって、自分で作品の順位を横断的に確認したいために作ってるわけだし。この日記だって、主目的は自分が後で参照するためだし。

そんなわけで、「自分で使うから」という裏付けがある場合の方が、作るのにも力を注げる場合が多い気がする。

成り行きで今はプログラムを書くのが仕事になっているわけだけど、これだって「仕事だから」というよりかは「自分で使うから」という理由付けがあった方がより力が入ったんだろうなぁ。(っと反語的に。。)

だからといって、自分で使うものは何でもかんでも自分で作るというわけでもない。すでにあるんならそれを使わせてもらえばいいわけで。欲しい(使いたい)ことがあるけど、それがまだないとき、自分で作るとなる。そうだそうだ、作るというのはあくまで手段であって、あくまで使うのが目的であるはずだ。

そんなわけで、「プログラムを書くことを目的にしてはダメ」「欲しいものがなかったら自分で作ればいい」というごくありふれたことを再確認した終電帰りでした。

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このページは、らるるが2008年4月16日 02:44に書いたブログ記事です。

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