Android端末として、ちまたじゃ若干注目されている SmartQ5買ってみた。
SmartQ5はもともとは、北京智器がUbuntu乗せて中国国内で発売していたもので、それを日本の代理店CoviaがAndroid化して販売という流れになっている。今んとこCovia自身がAndloidのポーティングを行っていて、絶賛ファームウェア開発中となっている。そんなわけで、注目されるAndroid端末ではあるもののその仕上がりは非常に低く、デジタルガジェットに右往左往するのに慣れている人じゃないと扱いづらいです。情報源とかは、GoogleAndroidアプリ作成part2 (2ch)とか、Covia Support Forum とかそのへん。
PC Watchにもレビュー来てます。【PC Watch】 19,800円のAndroid搭載MID「SmartQ5」を試す
特に2ちゃんねるのスレですが、注意点が結構まとまってます。内容によってはファームウェア更新で解決しているのもあります。が、たぶんファームウェアで解決できそうにないものとしては
- ACアダプタ挿入で電源ONしてしまう
- ソフトウェアキーボードの反応が悪い
- タッチスクリーンの精度が悪い
- カメラ・GPS非搭載、SIM系非対応
- RAMが少なめ
- 電池の持ちが悪い (ファームウェア更新でスリープに対応して大幅改善したものの、それでも不十分)
逆にファームウェアで解決できそうなのは
- 無線LANが不安定で切れやすい
- 2Dアクセラレータ (横は対応済み、縦がまだ)
- 動画再生の安定 (性能は出るようになったものの絵がおかしくなることある)
- ドライバの対応を増やしていく (Bluetooth, USB周り。イーモバイルは対応予定と表明している)
といったところ。いざ使ってみると、文字入力しづらいのが大きいです。逆に、大画面を生かしてのGoogleマップや、専用アプリで快適になれる2ちゃんねるビューアとかTwitterとか、天気予報とかニュースとか、そのへんは快適ですね。
今のところ便利と感じてるアプリ、「Anちゃん」「Advanced Task Manager Free」「Twidroid」「朝日新聞」「Googleマップ」
あとWebブラウザも、そこそこ快適に動いてくれます、PC系サイトもデザインほとんど崩れずに行けます。さすがにFlashばりばりサイトは、このへん次第でしょう。個人的には、ニコ動がいけるようになるのかどうかが非常に気がかり。。
今後どうなっていくかは、Androidマーケットの充実度合いと、Coviaのポーティングのがんばり次第。個人的には、USBデバッグモードが使えるらしいのでAndroidプラットフォーム対応のアプリ(Java)なんかもやってみたいなぁと。ただ、Java開発やるどころか、SmartQ5で遊ぶ時間すらなかなか取れない今日この頃・・・