NTTコミュニケーション科学研究所のOPEN HOUSE 2004に行ってきました。まぁ行ってきたというよりも、行かされたというのが正しいんですが(ぉ)
グループの持ち株会社であるNTTには研究所があって、それの一部門のOPEN HOUSEということです。こういう催しの場合、通常の企業は即ビジネスにつながるような研究が主流なんですが、そこは天下のNTT、ビジネスなんてどの吹く風といわんばかりの基礎研究が多かったです。まぁNTTが通常の企業ではないという結論でもあるわけですが(ぉ)
興味深い研究がたくさんあったんですが、そのなかで特に印象に強かったのを1つ。複数のマイクを使って音源を分離認識し、音声認識を使って文章の意味を取得し、過去の新聞データベースからQ&Aを生成するという3つの手順をふまえ、リビングで座りながら口で質問するだけで答えてくれるようなシステムのデモをやっていました。説明によると、現段階での技術を組み合わせるとどこまでが実現できるのだろうかという実験的試みだったそうな。「大阪万博はいつ開かれましたか」「大阪万博のシンボルは何ですか」「太陽の塔を作ったのは誰ですか」の質問に的確に回答できていました。
案内あり無料シャトルバスあり休憩所の飲み物あり説明も懇切丁寧と、もう至れり尽くせりです。さすがグループ企業の利潤を一手に吸い上げる会社だけはあります(謎) そんな会社に研究職で内定もらった某N(K.S.)とかすごい、マジすごい。来年度の就職活動、是非ともよろしくお願いします(ぉ)