デジタルテレビのデータ放送の無茶

もうかれこれ半年以上地上/BSデジタル放送を見ているわけですが、どうもデジタルテレビ固有の機能とされたものがあまり生かされていないと思うわけです。

一番のウリはハイビジョン映像。これに関してはがんばって取り組んでいる局は多いです。まぁテレビだけに、映像の見た目がキレイなのはうれしいわけでかつわかりやすいわけで、一番取り組んでいてもおかしくない点でしょう。同様の理由で、5.1チャネルサラウンドで放送されている番組もいくつかありますね。

だけど、ハイビジョンに並んでウリとされた機能のマルチ編成がほとんど使われていないのが気になる点です。NHKでプロ野球中継するときは、午後7時台のニュースの時にこれを使ってることが多いんですが、NHK以外の局では使ってるの見たことないんですよねぇ・・・プロ野球延長するくらいなら、マルチ編成使ってメインを通常の番組で・サブを野球延長でやってもいいと思うんですが。まぁCMとのかねあいで難しいんでしょうけど。(そのせいか、BSデジタルで続きをやることが多いみたい)

で、もう一つ気になる点が、データオンライン機能ですね。番組によっては、かなり作り込んだデータ放送で充実したデータベースを提供していることもある(野球で過去の打率やベンチ選手情報を提供)んですが、どうもデータ放送はそれそのもので閉じてしまおうとしてしまいがちであるというか。よく番組の最後で「番組のホームページ: http://www.rarul.com/bf/」とか出てますが、あれこそデータ放送に乗っけて、簡単にアクセスできるようリンクしとけばいいやんと思うわけですが。Tナビ機能などでテレビはWebブラウザを持ってるわけですし。

まぁ何が言いたいのかというと、この手の技術はなんだかんだでNHKが一番乗り気であるということですな。まぁ言い換えれば、国営放送としての義務でもあるのかな。

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このページは、らるるが2005年4月26日 02:45に書いたブログ記事です。

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