冥王星は「惑星」である

[SlashdotJ] 冥王星はやはり惑星、太陽系惑星が12個へ
修論の時期になぜか冥王星について調べていたりしたことがあって、それ以来宇宙について興味を持ちつつある今日この頃。。

まずは、冥王星にまつわる過去の経緯から。冥王星は、他の惑星と比較して、離心率が0から離れていたり(=円軌道から遠い)、黄道面に対する公転面の傾きが大きかったり、比較的小さな天体だったり、てなわけで、「冥王星って本当に惑星なの?」という疑問がずっと持たれてました。また、冥王星よりも大きな2003 UB313が発見されたりと、冥王星の立場が追いやられていました。

てなわけで、惑星を定義し直そうという論議が現在行われているそうです。そこで、冥王星が惑星からはずされるのかと思いきや、いやいや惑星をもっと増やそうという方向になっているそうな。冥王星はもちろんとして、(冥王星の衛星の)カロン、星と木星の間にある小惑星ケレス、2003UB313までもが、惑星として認定されそうな流れだそうな。ただ、惑星の定義とは別に「Plutons」という分類を作って、Plutonsに分類される具体的な天体の1つがPlutonだ、という話の流れになるそうな。

ちなみに、冥王星の衛星とされたカロンは、冥王星とカロンの共重心が冥王星の外側にあるということで、二重惑星として正式に認定されることになるだとかなんとか。

今はまだ議論中なので、正式に決定すればまた一般のニュースでも流れることになるかと思われます。

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このページは、らるるが2006年8月17日 01:48に書いたブログ記事です。

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