むしゃくしゃして PC 買った

むしゃくしゃして PC 買った。自作PCならなんでもよかった。(今動かしているrarul.comの置き換えもあるので)特に後悔していない。

自宅鯖ってことで、低発熱・静穏(できればファンレス)・スペックはどうでもいい、という基準で、以下を選びました。

BE-2400はクロック電圧下げて運用予定、2,5inch HDD が変換アダプタなしで使えるのは SATAのいいところかな。TF7050-M2はBIOSで電圧・クロック下げできなかったのは誤算ってことで、電圧・クロック制御はOS上のアプリからやることにする。

んで、まずはLinuxのディストリ選定から。今までは VineLinux 使ってたけど、VineLinux自体が廃れ気味なのともはや日本語にこだわる必要もないのと今更EUC-JPはないなという理由で、他のを検討してみる。Fedoraはメジャーアップデートのスピードが異常でバグ多いのがあってダメ、何でもコンパイルするGentooは遊びで使うのはおもしろそうだけど運用向けじゃないので却下、Ubuntuは一番今のところ良さそうだけどアンチメジャーを掲げるらるるんの思想に反するので却下、あと何があるのかをよく知らないので、たまたま思いついたやつということで CentOSをチョイス。

早速ネットワークインストール用ディスクをダウソ・焼き・ブート、あとは寝ている間にでも・・と思いきや、なにやらNICを認識していない模様。TF7050-M2 のマニュアルを取り出してきて確認すると「RTL8111B」とか書かれているではないか。これって会社でGA-965P-DS3Pで組んだ時も引っかかったんだよなぁ。ここで一度CentOSをあきらめて Ubuntu(のサーバ版)を試すも、こっちもRTL8111Bを認識してくれなかったので、仕方なく RTL8111B のドライバを自分で入れることに。

Gigabit Ether時代になってもカニさん刻印は健在です。RTL8111BはPCI Expressに対応していて、ここ最近は安いマザボにオンボードチップとしてよく使われているそうな。っと思ったら、2ちゃんねるの有線ネットワーク系過去ログ倉庫の背景でカニが踊ってた。RTL8111Bの評価を斜め読みしてるとましという意見が目立って意外だった。スペックシートはこのへんで、ドライバはこのへん

ただ、RTL8111BのドライバはRealtekからはソースとしてしか提供されていなかった。x86_64のコンパイル環境をまだ持ってないので、バイナリの形で探さないといけない。うまい具合にCentOSのWikiページを見つけ、Driver Diskゲット・・・というところの次で思いっきりつまづく。

上記CentOSのWikiページで見つけたDriver Diskは、ナント img 形式で提供されていた。imgってナンダ?試しにDaemonToolsでマウントして見るも認識せず、PaintShopProで試すも開けるわけがない、Sonic Record Now!で開くと「CD-RかCD-RW入れやがれ」と怒られる(DVD-R/RWじゃダメなのかよ)、仕方なくCD-Rを出してきて焼いてみると見事に何も認識されないCD-Rができました。どう見てもただのゴミです。本当に(ry

あれこれ調べ周った結果、手に入れた img ファイルが1440KBであることから、これはFDD向けのイメージファイルであると気づく。このへんを参考に、Read/Write FDを使ってimgをFDへ書き出し、書き出したFDの中身をDVD-RWにコピーし、んでネットワークインストール用ブートしている環境でドライバを認識させる。やっと認識してくれた。たまたま手元にFDDがあったからよかったものの、もしなかったらVirtual Floppy Driveあたりを使わないといけなかったかも。あとはインストールは順調に進んだ。まぁ、作業は全部リモートでやるので、sshd とネットワークさえあれば後は何でもいい。インストールが終わると、BIOSで使わないものをとことんdisableにして、電源とEthernet以外を抜いて終了。

低電圧化の作業もあるので、安定駆動するかどうかの見極め期間も含めて、ぼちぼちくみ上げていきます。

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このページは、らるるが2008年2月11日 08:28に書いたブログ記事です。

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